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グラフィックデザイナー必見!勝てるポートフォリオの作り方

通常の場合、グラフィックデザイナーはポートフォリオと言う作品集を持っていて、転職などでの面接にそれを持って行き、担当者に見せて説明をします。このポートフォリオの作り方については人によりさまざまなようですが、ここでは勝てる(=就職活動に有利になる)ポートフォリオの作り方について見ることにします。

ポートフォリオはできるだけきれいなほうが良いということで、自分のプリンタでプリントアウトをするよりも出力専門のお店に頼む人がいますが、これは自身の判断によります。できれば出力の紙印画紙系統が良いでしょう。ポートフォリオはファイルに1枚ずつ丁寧に収めますが、表紙については一目で誰のポートフォリオかが分かるようにしましょう。目次も用意して番号をつけて、制作年月日は必ず書くようにします。これは自分のためでもあります。2年も3年も前の作品と現在ではスキルレベルが違うでしょう。また、コンセプトとテーマも書くようにします。これは計画性を担当者に知ってもらうためです。さらにスキルに関することも書くようにします。どのようなソフトウェアを使ったかです。同時にパソコンのOSなど、使用ツールの環境も書きましょう。パソコン派日進月歩ですから、古いバージョンだと新しいバージョンとは作品にその差が現れます。

大体、以上が基本的なポートフォリオの作り方と言えますが、求人の応募で面接に行く時のために面接専用のポートフォリオを用意しておくと、預かりたいと言われたときに便利です。1冊しかポートフォリオが無いと返却してもらう手間がかかりますが、予備があれば安心することができますし、掛け持ちで面接をする時に好都合です。

ポートフォリオの作り方はどうと言うほどのことではありませんが、問題は中身です。自分が良いと思う作品が中心になるのは当然と言えますが、自分では出来栄えが良くないと思っていても採用担当者には受けが良いこともあるでしょう。
そのため採用者の立場、第三者の立場になって作品を選ぶのも大切になるでしょう。また、似たようなものばかりではなくバラエティに富んでいて、その一つひとつにしっかりした制作の裏付けがあればベターではないでしょうか。これとこれでは全然違った印象があるとなると、グラフィックデザイナーとしての幅が広いことになり、柔らかいものもそうでないものも制作できるというキャパシティが感じられるでしょう。
例えば化粧品もいいし、金融関係も悪くないという具合です。さらにレイアウトの変化に富んだものを用意するとホワイトスペースの使い方などが評価されます。写真はグラフィックデザイナーの範疇ではないので、グラフィックデザイナーはそれをどのようにレイアウトをするかが問われるのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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