インターネットは便利なもので、インターネットにはグラフィックデザイナー向けのポートフォリオサイトがあります。これはここでとやかく説明するよりも実際にインターネットを見るのが良いのですが、一応分かる範囲で説明をすることにします。
あるポートフォリオサイトでは、海外のポートフォリオを紹介しています。このポートフォリオサイトはPart 1 と Part 2、Part3があります。内容としては、複数のアメリカで活躍するグラフィックデザイナーのポートフォリオ、イギリスのWebデザイナーのポートフォリオ、オーストラリアのイラストレータのポートフォリオ、タイのUIデザイナーのポートフォリオ、アメリカのイラストレータのポートフォリオ、スコットランドのイラストレータのポートフォリオ、オランダのWebデザイナーのポートフォリオ、オランダのグラフィックデザイナーのポートフォリオなどなど、実に充実した内容です。このポートフォリオサイトはグラフィックデザイナーだけのポートフォリオばかりではありませんが、いずれもが参考になると思います。
別のポートフォリオサイトでは、日本人グラフィックデザイナーのポートフォリオを紹介しています。グラフィックデザイナーの名前をここでは出しませんが、これを見ますと海外とはやや異なったポートフォリオの作りかたが感じられます。その違いは文字組みのレイアウトや文字を画像として扱う手法などで、所変われば品変わると言う印象を受けます。なお、このポートフォリオサイトで多いのはWebデザイナーのポートフォリオですが、サイトのタイトルは40人のクリエーターと、クリエーターという表現を使っています。
さらに、イラストレーターのポートフォリオサイトもあります。このようにインターネットを見てみますとポートフォリオが如何にグラフィックデザイナーにとって大切な位置を占めているかが分かるでしょう。
また広い意味でWebデザイナーも、グラフィックデザイナーのインターネット版と言えますし、イラストレータもグラフィックデザイナーとは切り離せない存在ですから、いずれもが自分のポートフォリオをまとめる上で参考になります。これら以外にもグラフィックデザイナーあるいはクリエーターのポートフォリオサイトがあります。
これらを見ますと、単にポートフォリオと言うよりも、グラフィックデザインそのものの勉強にもなりそうです。また、いかにして人の目を惹くかという手法を学ぶこともできるでしょう。グラフィックデザイナーは人の五感のうちの視覚と感性にアピールするのが仕事ですから、優れたポートフォリオを見るようにしてそれをベースに自分の個性を出すようにしましょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。