すごい人と言われるのは一芸に秀でていて、とても凡人には考えもつかないことを苦も無くやってのける人です。すごい人はスポーツ界では特に目立ちますが、それはスポーツ自体がアマとプロではレベルの差が顕著に表れるからです。素人が100メートルを9秒台で走るなどはとても出来ることではありませんし、プロ野球やJリーグでもすごい選手の上を行く超すごい選手がいます。
これが文学や絵画の世界になると、ややすごいという意味が変わってくるようです。ましてやグラフィックデザイナーとなると、すごいグラフィックデザイナーという意味はさまざまです。たとえば神業に近い速さで印刷物のための電子データを作りあげるグラフィックデザイナーはすごいですし、誰が見ても素晴らしいと思うポスターを制作するグラフィックデザイナーもすごい人です。さらに別の意味で言われるグラフィックデザイナーの「すごい」は、3日3晩半徹夜でも元気というと、やはりすごい人になるでしょう。
このように、グラフィックデザイナーですごい人という意味は実にさまざまです。
このようなことから、すごいグラフィックデザイナーと言いますと、やはり優れた作品を制作する人と言うのが、適切な定義になるでしょう。それは有名なグラフィックデザイナーで、世界的にも通用する人たちです。そうなるとその数は限られてきますし、新人ですごいグラフィックデザイナーも誕生する可能性があります。このようなすごいグラフィックデザイナーになると稼ぎのほうもすごく、それこそ年収が2000万円などという人になります。
印刷物の電子データを制作する手順には、すごいグラフィックデザイナーも平凡なグラフィックデザイナーもそれほどの違いはありません。与えられたテーマや自分で考えたテーマとコンセプトで制作するのは、同じ土俵の上なのです。しかし、勝負あったという結果がまるで異なるのが、すごいグラフィックデザイナーとそうではないグラフィックデザイナーの差なのです。誰でもすごいグラフィックデザイナーを目指しているでしょうが、この勝負の厳しさはスポーツの世界と同じで、すごいグラフィックデザイナーはどこかが違うのです。
しかし、どのようなすごいグラフィックデザイナーでも、最初は新卒の未経験者なのです。生まれつきの才能もあるでしょうが、すごいグラフィックデザイナーはすごく勉強をしているのではないでしょうか。いずれにしても、すごいグラフィックデザイナーの存在はこれからグラフィックデザイナーとして頑張ろうと言う人には良い目標になります。著名なグラフィックデザイナーの作品から学ぶことも多々あるでしょうし、すごい人に追いつくのだという気持ちで頑張るようにしましょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。