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グラフィックデザイナーが使う机は広い?狭い?

グラフィックデザイナーに必要なのは机と椅子、袖机などで、会社の場合は個人の好みではなく、部屋の広さと人数で机が配置されますから、それに従わなくてはなりません。狭い机にデスクトップ型のパソコンのモニターとキーボードを置き、パソコン本体は机の下などに置きます。袖机が欲しいところで、これはさまざまな参考資料などを置くスペースが必要になるからです。

忙しい時には弁当を買ってきて袖机でそれを広げますから、狭い部屋だとグラフィックデザイナーにはスペース的な余裕はありませんが、せめて椅子だけは長時間座っていても腰が疲れないものにしたいと、座布団を敷いたりしていろいろ工夫をします。机は規格品の事務机もありますし、パソコン用の机もありますが、自分の好みの高さにすることはできません。

これがフリーランスとなると、自分で机を選ぶことができますから、人によっては優雅な仕事環境を整えています。六畳間程度のスペースで壁際に作り付けの机を置き、そこに複数のパソコンとモニターを置いているグラフィックデザイナーも居ます。これはクライアント別の作業をするためで、複数のパソコンがあればデータの管理もし易いですし、椅子が変われば気分も変わります。また、部屋の中央に机を置き、広い空間を確保するグラフィックデザイナーもいます。この場合は仕事の合間に適宜椅子から立ち上がり、部屋の中を歩いて気分転換を図ることができます。

このように、グラフィックデザイナーの机は会社勤務と自宅勤務では大違いで、会社の規模にもよりますが、よほどのことが無い限り個室で優雅な机と椅子は望めないようです。むしろ狭いところにぎっしりと机が並ぶレイアウトのほうが多く、パソコンからの熱で部屋の中の温度が上昇します。
外資系の会社ですと、おおむねスペース的には広くなるようで、グラフィックデザイナーの机も大きく、いろいろな書類などを置くサイトテーブルも両脇に置けるようです。いずれにしてもグラフィックデザイナーはパソコンのキーボードとモニターが置ければそれで何とかなるという仕事環境が、多いのではないでしょうか。時には、背中が部屋の壁についてしまうような狭いスペースで仕事をすることがあり、電話機も隣と共用などは当たり前でしょう。また、出力した紙を保管するのにダンボール箱を机の下に置いているグラフィックデザイナーも居ます。優雅なビジュアルを制作しているグラフィックデザイナーの机の上はとても優雅とは言えなく、キーボードとモニターに占領されているのは珍しくないでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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