三重県は東海地方に属してはいますが、イメージとしては近畿あるいは関西という感じがする部分もあります。
はまぐりで有名な桑名市となると名古屋に近いので東海地方ですが、伊勢湾の和歌山県寄りの県庁所在地である津市や伊勢神宮の伊勢市などはやや東海のイメージが薄れますし、鈴鹿山脈となると亀山市は奈良県に近いので関西のイメージが濃くなります。
また中央には大工業地帯の四日市市があり、同市は東海地方のイメージです。
このように多くの顔を持つ三重では産業もさまざまで、漁業あり、農業あり、工業あり、林業あり、さらには観光業もあります。これらの産業はバランスよく三重県内に点在していますから、三重からインターネットで発信される情報はバラエティに富んでいます。
たとえば五大牛のひとつである松坂牛を販売するECサイト、工業製品をPRするECサイト、海産物の販促用ECサイトなどが各地にあります。
したがって、三重でのwebデザイナーは各地に点在することになります。またウェブ制作会社も特定の市に偏るようなことはないようです。ですから三重でのwebデザイナーの仕事はその内容が異なるでしょう。
たとえば、食品関連のECサイトを担当するwebデザイナーは、場合によってはカメラマンも兼用するでしょうし、観光用のウェブサイトを制作するwebデザイナーも写真や画像処理のスキルが求められるでしょう。
そこで三重県内で出ているいくつかのwebデザイナーの求人を見てみますと、四日市市の小規模ウェブ制作会社はウェブサイトの制作に加えてSEO対策ができるwebデザイナーを求人していますが、その条件は59歳以下となっています。
一般敵に多くのウェブ制作会社は若い人を求人しますが、この会社は60歳程度まで年齢幅をとっています。
また、伊勢市にあるウェブ制作会社の求人は年令不問です。
別の鈴鹿市のウェブ制作会社の求人も、年齢については触れていません。
さらにほかの求人を見ても、年齢については触れていないのが三重でのwebデザイナー求人の特長のようです。これは年齢制限が違法になることもありますが、実際に仕事がきちんとできるのはある程度年齢が高いほうが、経験が豊かだと言う考えがあるからかも知れません。なかには東南アジア向けのウェブサイトの作成というのもあります。これは勤務地がシンガポールで、こうなるとwebデザイナーも国際的なセンスや語学が必要になるようです。
これは例外としても、三重でのwebデザイナー求人は給料の面ではそれほど高くはないようですが、職場は県内各地に点在していますからwebデザイナーが作成するECサイトのコンテンツは幅が広いでしょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
