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50代のwebデザイナーは微妙な立場!?

職業に、年齢と言う壁はないと言うのが原則です。その仕事ができる間は働くことができるのです。また働くということは経験をすることですから、漫然と働いていればともかく、働きながら学ぶという姿勢であれば経験は貴重な財産になるのです。
つまり、経験はその仕事でも生かすことができますし、ほかの仕事に応用することもできるのです。

経験は時間をかけなければ、積み重ねることができません。また試行錯誤という試練もあります。しかしこれがあとで役に経つのです。ですからwebデザイナーとして20代から仕事をし、失敗も行き詰まりもあるでしょうが、それをひとつずつクリアしてこそ一人前のwebデザイナーになれるのです。
一方で年齢が高くなると、アイデアに新鮮味がなくなりマンネリ化するという現象がしばしば見られます。これは経験が悪いほうに作用して固定観念が出来上がってしまうからです。

さらにどのような仕事にも、体力的な面がついてまわります。人の体力はある一定のところまでは続くのですが、それを過ぎると落ちてきます。年寄りの冷や水という言葉がありますが、いつまでも若いと思っていても精神的な若さと体力的な若さにはギャップがでてきます。webデザイナーという職業は決して体力的に楽な仕事ではありません。
一部で言われているようですが、webデザイナーは時には徹夜をすることもありますし、それが連続するようなこともあるようです。つまりwebデザイナーの仕事はキツい場合もあるようです。

今は寿命も延びて福利厚生の面でも良くなっていますから、50代になっても若者並みの体力を維持しているwebデザイナーは数多くいます。つまり50歳にwebデザイナーはいくらでもいます。
ただし、これは誰もがそうだとは言えません。通常の場合webデザイナーは40歳程度が働き盛りとされているようです。そうなると50代のwebデザイナーが第一線で若者と一緒にハードな仕事をするのは肉体的にも精神的にも大きな負担になるでしょう。
したがって50代のwebデザイナーは、若いwebデザイナーを管理して作業を統括し、的確な指示をだすディレクターという立場になることが多いようです。ディレクターであれば肉体的には楽になりますし、それまでの経験から若いwebデザイナーの作業を見守ることができます。ちなみに話は少し変わりますが正社員のwebデザイナーとして20代から仕事をするのであれば将来の生活設計もその頃から立てておくようにしましょう。フリーランスでも老後の年金対策などを若いうちから考えておくほうが望ましいと言えます。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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